■TortoiseSVNをインストールする
ここからTortoiseSVN本体と、Language Packs(Japanese)をダウンロードします。
TortoiseSVN本体は、設定変更せずに、そのままインストールします。
インストール後、再起動してからLanguage Packs(Japanese)をインストールします。
Language Packs(Japanese)も、設定変更せずに、そのままインストールします。
■TortoiseSVNを日本語化する
インストールが終わったら、日本語化の設定をします。
エクスプローラを開き、右クリックすると、TortoiseSVNのメニューが追加されています。
[ TortoiseSVN ] - [ Settings ] を選択すると、TortoiseSVNの設定ウィンドウが開きます。
General画面のLanguageリストボックスで「日本語」を選択すると、TortoiseSVNが日本語化されます。
■リポジトリを作成する
リポジトリとは、TortoiseSVNでバージョン管理を行うためのデータを保管する場所のことです。
① リポジトリ用フォルダの作成
まず、プロジェクト用のディレクトリ配下など、適当な場所に空フォルダを作成します。
② フォルダのリポジトリ化
①で作成したフォルダを右クリックし、[ TortoiseSVN ] - [ ここにリポジトリを作成 ] を選択します。
リポジトリ作成に成功すると、フォルダ内にリポジトリ用のデータが格納されます。
■バージョン管理対象フォルダを、リポジトリと連動させる
バージョン管理用の作業フォルダを右クリックし、[ SVNチェックアウト ] を選択します。
チェックアウト画面が開くので、「リポジトリのURL」に先ほどリポジトリ化したディレクトリを入力します。
他の設定は変えずに「OK」ボタンを押すと、ディレクトリ内に、リポジトリと連動するフォルダ(緑色のチェックマーク付き)が作成されます。
■リポジトリにファイルを追加・Commitする
管理したいファイルを、先ほど作成したリポジトリと連動するフォルダ(以下、緑フォルダ)に入れます。
各ファイルには青色のはてなマーク(管理対象外)が付与されるので、ファイルを右クリック [ TortoiseSVN ] - [ 追加 ] を選択します。
青色の+マーク(追加)が付与されると、追加成功です。
さらにリポジトリでバージョン管理するには、Commitが必要です。
青色の+マークが付与されているファイルを右クリックし、[ SVNコミット ] を選択します。
緑色のチェックマーク(通常)が付与されると、Commit成功です。
■リポジトリからファイルを取得(Check Out)する
取得したファイルを保存したいフォルダを右クリックし、[ SVNチェックアウト ] を選択します。
リポジトリを選択し、「OK」ボタンを押すと、ファイルが取得できます。
■最新のリビジョンと同期(Update)する
同期したいフォルダを選択し、[ SVN更新 ] を選択します。
編集中のファイルを除いたファイルが、最新のリビジョンと同期されます。
■編集中のファイルをリポジトリのバージョンに戻す
編集中のファイルを右クリック [ TortoiseSVN ] - [ 元に戻す ] を選択します。
■編集ファイルをロックする
TortoiseSVNはVSS等と異なり、デフォルトの設定では、他ユーザが編集中のファイルであってもロックされません。
この設定では、ファイル編集の競合が発生しやすいため、configファイルを編集して、強制ロックさせることもできます。
<編集ファイルの位置>
C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Subversion\config
<編集内容>
・「enable-auto-props = yes 」のコメントを外す
・[auto-props]セクションに「* = svn:needs-lock=true」を追記する。
ファイルを編集する場合には、[ SVNロックを取得 ] を選択し、ロックを取得します。
編集が終わったら、通常と同様に、[ SVNコミット ] を選択してファイルをコミットします。